したたり
e0005553_23181561.jpg




お盆の正式名称の盂蘭盆会「うらぼんえ」は
インドのサンスクリット語のウラバンナ(逆さ吊り)からきた言葉だそうです。
「逆さまに釣り下げられるような苦しみにあっている人を救う法要」という意味もあり、
先祖の霊が帰ってくる日として、
親族が集まり、お迎え供養する風習が
お盆なのだそうです。

我が家のお盆はというと
本家である我が家から、歩いて行ける距離にお墓があるため、
親戚がやってきて 家で食事をしたりします。
その準備などでバタバタしたお盆休みの初日を迎えた時のこと。
その日は蒸し暑く じっとりとした湿気がまとわりつき
テレビの天気予報からは お盆の間は不安定な空模様になることを伝えていました。

次の日は予報通り朝からの雨。
そこへ一本の電話が鳴りました。
今年はこないと言っていた県外に住む親戚が
急遽こちらへきて、一泊するとのことでした。
お昼過ぎにはこちらへ到着するといいます。

今年は家に泊まる親戚はいないと聞いていたので
予定外の来客に大慌て。
急いで部屋の準備をしなくてはいけません。
客間として使ってもらう和室のエアコンは、二,三年使っていなかったので
まずカバーを外し、使うときにカビ臭くないように試運転のスイッチをいれました。
掃除機をかけ、雑巾拭きをしていると

ポト

畳に何か落ちる音。


ポト・・・・ ポト

確かに窓際から聞こえました。


ポト・・  ポトポト・・パタパタパタ・・




振り向くと



それはエアコン。
エアコンの下側一面に水が滲みだしてきて
パタパタと水が畳の上に落ちているのです。
あわてて雑巾をあて、
大声で夫を呼ぶ私。

「あー何年も使ってなかったからなぁ」
イスに上ってエアコンを見ている夫が
どこか触るたびにバタバタと水が落ちます。

「この部屋に布団敷くのっ!困るのっ!」
必死になって下を拭く私。

とりあえず見てみるかと、ドライバーを持ってきた夫が
エアコンの外側を外しだしました。
見るとかなりの水滴がエアコン内部にあります。
急いで下に敷く雑巾を追加しにしゃがんだその時、

バシャー

頭から水浸し。

軽く洗面器一杯くらい水があったんじゃなかろうか。


「下にいるんだからぁぁぁぁぁ!ちょっと言ってよぉぉぉ!」

「ごっごめん・・・・ぷっっ」

エアコンの外枠を持ちながら笑いを隠しきれない夫。

エアコンを試運転したのは二十分程度でしたが
雨で湿度が高かったからか
びっくりするほどの水が溜まっていたんです。
通常はホースで外へ流れ出るはずが
全部エアコン内部に溜まっていたようでした。
このエアコン、夫ではどうしようもないらしく、
お盆開けに電気屋さんに修理依頼することにしました。

エアコンを拭い、畳を拭き、
客布団を布団乾燥機にかけ、
お客様がいつ来てもいいようにしてから
シャワーを浴び、
あがった5分後にお客様の到着でした。

すっぴんで髪が濡れたまま出迎える嫁・・
_| ̄|○ ぅぅぅ

雨で気温が下がっていたこともあり
到着した年配のご夫婦は、
扇風機があればエアコンはなくて構わないとおっしゃってくれ助かりました。
夫がニヤニヤしながら
エアコンと私のできごとを説明しているのを見て
私、決めました。

手土産にいただいた夫の好物の種無しぶどう デラウエア

全部食ってやる。
[PR]

by salasa_salasa | 2005-08-17 23:21 | LOMO LC-A/ film